
みなさん、こんにちは。
五反田明駿です。
Webマーケティングや営業支援に加え、
AI活用スクール「AcademyAI」を運営しています。
本日は、AIで会議の議題を整理し、
決めることが伝わる準備をする方法をお話しします。
話題はたくさん出たのに、結論が決まらなかった。
必要な資料がなく、次の会議へ持ち越した。
今回は議事録ではなく、会議前の準備です。
集まった話題を、目的と判断材料が見える、
アジェンダに整理していきます。
結論|話題の一覧より、会議後の状態を決める
会議が終わったとき、何が決まっていればよいか。
まず、この問いへ答えるところから始めます。
「問い合わせ対応について」だけでは、
報告なのか、方針を決めるのかが分かりません。
「次に試す改善案を一つ選ぶ」まで具体化します。
AIは、議題の分類や抜けの洗い出しを補助します。
目標、判断基準、決定する人は、
会議を開く側が確認してください。
手順1|共有・相談・決定を分ける

集まった話題を、三つに分けます。
同じ会議へ入れる場合も、
何のために話すのかを表示してください。
- 共有:状況を知ってもらう
- 相談:意見や不足している情報を集める
- 決定:選択肢から方針を選ぶ
読むだけで済む報告は、事前共有へ移せるか検討します。
ただし、認識の確認や質問が必要な報告は、
会議で扱う理由を残します。
AIへ渡す情報は、社内ルールで許可されたものにします。
個人情報や未公開情報を、
そのまま入力してよいとは限りません。
手順2|決める問いと、判断材料をそろえる
決定する議題には、問いと選択肢を付けます。
判断に必要な資料や、まだ分からない点も分けます。
架空例|問い合わせ対応を改善する会議
次は説明用の架空例です。
実際の会社の実績や、AIの検証結果ではありません。
- 問い:次の一週間、どちらの改善を試すか
- 選択肢A:よくある質問への返信文を整える
- 選択肢B:担当者への引き継ぎ手順を整える
- 判断材料:遅れが出た場面と、試行に必要な作業
- 判断基準:原因に合い、現在の体制で試せること
遅れの原因がまだ確認できていないなら、
AIに原因を作らせないでください。
「原因を確認する会議」へ目的を変える選択もあります。
判断材料がないまま、決定する議題にしない。
その日に決められる範囲を、主催者が見直します。
手順3|順番と時間を、会議の目的に合わせる

先に確認しないと判断できない情報を、
決定の前へ置きます。
単に届いた順に、議題を並べないようにします。
架空例|30分の会議に配分する場合
- 目的と判断基準の確認:3分
- 遅れが出た場面の共有:7分
- A案・B案の比較と選択:15分
- 担当・試行期間・振り返り日の確認:5分
合計30分の説明用配分で、標準時間ではありません。
参加人数や議題の難しさに合わせて調整します。
時間内に決められない場合は、
不足資料、確認する人、再判断する時点を残します。
結論を出すために、未確認の条件を埋めないことです。
手順4|AIへ、議題案と不足情報を分けて頼む
材料がそろったら、アジェンダの下書きを頼みます。
文章だけでなく、目的とのずれや不足も確認させます。
入力にない事実、担当者、数字は追加しないでください。
【会議後に決まっていてほしいこと】
【会議時間】
【参加者と決定する人】
【集まった話題】
【選択肢と判断基準】
【確認済みの資料】
【未確認の情報】
話題を「共有・相談・決定」に分類してください。
各議題に、答えたい問い、必要な資料、時間案を付けてください。
時間の合計が会議時間内に収まるか確認してください。
事前共有へ移せそうな話題は、理由とともに別記してください。
材料不足で決められない議題は、不足情報へ分けてください。
出力は「アジェンダ案」と「主催者への確認事項」を分け、
結論を決定済みのように書かないでください。
AIが分類した理由や時間案も、採用前に見直します。
入力と異なる内容が混ざる場合があるため、
資料名、数字、参加者を元の情報と照合します。
「確認事項」は主催者の作業用です。
未解決の項目を整理してから、
参加者へ共有する版を作ります。
手順5|参加者が準備できる形で事前に共有する

議題だけでなく、事前に読む資料と、
持ってきてほしい情報を示します。
資料を開く権限も確認してください。
- 会議で決めること
- 先に読んでおく資料の場所
- 各参加者が用意する情報
- 判断する人と、意見を求める人
- 未確定の議題の扱い
受け取った人が、何を準備すればよいか答えられるか。
この視点で、共有前に読み直します。
会議後は、決定事項と保留事項を分けて残します。
事前の案をそのまま決定事項にせず、
実際に合意した内容へ更新してください。
改善の確認|短くなったかだけで判断しない
次の会議では、決める予定だったことが決まったか、
不足資料で持ち越した項目があったかを記録します。
会議時間に加え、準備や確認の手間も見ます。
議題が違う会議を単純に比べず、
同じ種類の会議で改善点を探してください。
この手順で時間短縮や成果が必ず出るわけではありません。
実際の記録から、分類や時間配分を調整する運用です。
まとめ|次の会議で、決める問いを一つ書く
共有・相談・決定を分け、判断材料を集めます。
順番と時間を決めてAIで整理し、
参加者が準備できる形で共有します。
AIへ任せるのは議題案の整理です。
会議の目的と採用する議題、最終判断は人が確認します。
まず、次の会議で決める問いを一つ書いてください。
その判断に必要な資料をそろえるところから始めます。
五反田明駿(ごたんだ めいしゅん)
ワイズ株式会社 代表取締役社長。
Webマーケティング、営業代行、インサイドセールス、
人材育成を手がけるかたわら、
AI活用スクール「AcademyAI」を運営しています。
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